評定5は5,000円!わが家の成績買取制度|検定試験も現金買取しています

「5」と書かれた成績表を持つ高校生と笑顔で見守る家族、勉強道具や豚の貯金箱、積み上げられたコインが描かれた明るい部屋のイラスト お金の教育

こんにちは。
今回は勉強のモチベーションアップに向けわが家で採用している
「成績買取制度」についてご紹介します。

評定5は5,000円!わが家の成績買取制度|検定試験も現金買取しています

わが家には、ちょっと変わった制度があります。

その名も、「成績買取制度」。

高校生になるとおこづかいを、

  • 毎月5,000円の定額コース
  • 評定に応じた成績買取コース

どちらかを本人に選んでもらっています。

ちなみに年度初めのみコース変更可能となっています。

この制度を始めたのは、第一子が高校1年生の時。
勉強はしているみたいだけど成績は振るわず。

こままでいくとヤバそうだけど、あまり口出しもされたくないだろうし・・・
そんな時に思いついたのがコレでした。

最初は、
「こんなの効果あるのかな?」
くらいの気持ちで始めたのですが……

これが効果てきめんでした。

それ以来、下の子たちにも継続しています。

もちろん、
「勉強をお金で釣るのはどうなのか?」
という意見もあるのは承知の上です。

そこはもう、家庭によって考え方はいろいろ。

わが家では、
「頑張った結果が目に見える形で返ってくるから頑張ってね!」
という感覚でやっています。

わが家の「成績買取制度」のルール

評定買取は高校生から。

一方で、検定試験の買取は年齢制限なしです。

【検定試験】小学生からOK! 級別の買取価格表

  • 4級以下 1,000円
  • 3級 5,000円
  • 準2級 10,000円
  • 2級 15,000円
  • 準1級 20,000円
  • 1級 25,000円

級が上がるほど、
「これは簡単には取れないよね」
ということで金額も上げています。

評定買取は高校生からですが、検定試験の買取は年齢無制限です。
わが家では、小学生の低学年くらいから、毎年漢字検定を受けています。
大学生や社会人の子たちには「FP」や「簿記」も対象だよ!と勧めています。

子どもたちにとって検定を受ける目的はもちろん自己研鑽!!
……と言いたいところですが、
「合格したらおこづかいがもらえる!」
というのが、かなり大きなモチベーションになっています。

でもね、申し込み時は完全におこづかい目当てなんですが、
検定試験合格は本人たちの自信にも繋がっています。

検定は、
「次はいつ何級を受ける?」
「合格したらいくら?」
みたいな感じで、ゲーム感覚に近いところもあります。

結果として勉強するきっかけになるなら、これもありかなと思っています。

【高校の評定】成績に応じた買取価格(マイナス評価も?!)

高校生になると、評定の買取も始まります。

金沢大学に進学した子どものときはこんな感じでした。

  • 評定5 5,000円
  • 評定4 500円
  • 評定3 ▲5,000円
  • 評定2 設定なし
  • 評定1 設定なし

評定3は、まさかのマイナス5,000円。
ここだけ見ると、かなり厳しめでしょうか。

ただ、高校によって評定の設定基準や、取りやすさが違います。

なので、高校1年生が終わった時点で、その子の成績や学校の傾向を見ながら、
2年生以降の金額設定を本人と一緒に見直しています。

なぜ評定をそんなに意識していたのか

わが家が評定を意識していた理由のひとつは、大学入試です。

高校の調査書では、全体の学習成績の状況が、

  • 5.0~4.3 A
  • 4.2~3.5 B
  • 3.4~2.7 C
  • 2.6~1.9 D
  • 1.8以下 E

と区分されます。

つまり、
評定平均4.3以上は「学習成績の状況:A」
に該当します。

もちろん、
「推薦入試は4.3以上なら必ず有利」
という単純な話ではありません。
実際の出願条件や選考方法は大学・学部によってさまざまです。

ただ、推薦入試を考える場合、
「評定平均が高い方が選択肢は広がりやすい」
というのは確かだと思っています。

実際、大学の指定校推薦や公募制推薦(=これらをまとめて学校推薦型選抜と呼びます)では、出願条件として「学習成績の状況(旧:学習成績概評)が4.3以上(A段階)」と定められているケースがよくあります。

また、指定校推薦の場合、大学側の条件が仮に「3.8以上」だったとしても校内選考の狭き門を突破するためには、より評定の高い生徒が優先的に枠を獲得する場合が多いでしょう。

なのでわが家では、
「校内順位が何位だったか」
よりも、
「最終的に評定をどこまで取れるか」
の方を意識していました。

ちなみに、AO入試(総合型選抜)なら評定不問で出願できる大学がたくさんありますし、公募制推薦では英検などの資格活用などを活かして合格を狙うルートもあります。

実際、高校1年生でいくらになった?

金沢大学へ進学した子どもの高校1年生当時。

評定買取でもらった金額は、

  • 1学期 27,000円
  • 2学期 30,000円
  • 3学期 39,500円

合計すると、
年間96,500円。

こうして改めて見ると、
けっこうな金額でした。

高校1年生の1年間の評定平均は4.4でした。

もし毎月5,000円のお小遣い制を選んでいたら、
5,000円 × 12か月 = 60,000円。

なのでこの年は、評定買取を選んだ方が本人としてはかなりお得でした。

本人なりに「どうすれば評定が上がるか」を考えるようになった

この制度をやって良かったと思ったのは、
単純に勉強時間が増えるとかではなく、
「本人が戦略を考えるようになったこと」
です。

この子の場合、
「定期テストは全教科75点以上を取る」
という目標を自分で立てていました。

全部100点を目指すわけではありません。
苦手教科で大きく落とさない。
得意科目ではしっかり取る。
そんなふうに、本人なりに考えていたようです。

また、評定は定期テストだけで決まるものではありません。
朝テスト。
提出物。
授業態度。
日々の小テスト。
こうした積み重ねで、学年末に成績が上がるチャンスもあります。
そのあたりも本人なりに意識していました。

親から、
「提出物出したの?」
「ちゃんと勉強したの?」
と言われるより、
「評定5なら5,000円」
の方が分かりやすかったのかもしれません(笑)。

【実体験】漢検CBTが忙しい家庭に便利すぎた話

今年は、わが家の中学生と小学生が漢字検定をCBTで受検しました。
これが、わが家にはかなり便利でした。
これまでの漢検は、かなり前から申し込んで、その日の予定を空けておく必要がありました。

子どもが多いと、
「その日、(本人や家族の)予定は?」
「(他の兄弟の)習い事は?」
「(他の兄弟の)大会などで送迎が必要になるなら何時ごろ?」
「検定の会場はどこ?」
などいろいろ調整もあって、数か月先の予定を決めるのはかなり面倒。

特に高校生は申し込み後に部活の練習試合やら、学校の模試なんかが入ってきて
申し込んでいたけど受検できなかった試験もいくつかありました。

その点、漢検CBTは申し込みは検定日の4日前までにWEBで申し込めばいいんです。
会場や時間帯の選択肢も多く、
子どもの体調や勉強の仕上がり具合をみて
「今週末、この会場で受けよう」
と申し込めるので、大変便利でした。

そして、結果が出るのも従来型より早かった印象があります。
「もう結果出てるの?」
という感じでした。

紙の合格通知は届きませんでしたが、結果はWEB上で確認でき、
必要な資料もネットから確認・保存できる仕組みでした。

検定試験って、ずいぶん前に申し込むことが多いので、
先の予定が立てにくい家庭には漢検CBT、本当に便利。

わが家は今後も漢字検定はCBTを利用すると思います。

高校生からは、お金の管理も少しずつ本人へ

もうひとつ、この制度には別の目的もありました。

高校生になると、友達との付き合いも増えます。
放課後に遊んだり。
一緒に勉強したり。
ご飯を食べて帰ってきたり。

それまでは、
「これ買いたい」
「○○行くからお金ちょうだい」
と、その都度親に説明してお金をもらっていました。

でも、高校生になったらそろそろそれも卒業。
「決められた金額の中で、自分でやりくりする感覚を身につけてほしい」
と思っていました。

いずれ一人暮らしをすることになった時、
いきなり全部自分で管理するのは難しい。

でも実家暮らしの高校生なら、まだ親や家族の目も届きます。
使い方がちょっと気になれば、
「最近お金どんな感じで使ってるの?」
と声をかけることもできます。

失敗するなら、まだ実家にいるうちの方がいい。
そんな考えもありました。

高校生になると、親の知らない時間がどんどん増えていく

高校生になると、本当に親の知らない時間が増えます。
友達と遊ぶ。
勉強する。
ご飯を食べてくる。
帰宅が22時を過ぎる日も出てきます。

親としては、
「誰と?」
「どこで?」
「何してたの?」
「何食べたの?」
・・・全部聞きたい(笑)。

でも、そこはぐっと我慢。

高校生くらいから、
親が全部把握する時期は少しずつ終わっていくんだなと思いました。

お金の管理を本人に任せるのも、そのひとつだったのかもしれません。

少しずつ自分で考えて、
少しずつ失敗して、
少しずつ親から離れていく。

そんな時期だった気がします。

まとめ|成績買取で一番変わったのは「自分で考えること」だった

成績買取制度。

言い方だけ聞くと、
「お金で勉強させているの?」
と思われるかもしれません。

でも、わが家でやってみて一番良かったと思うのは、
「本人が自分で目標を立てるようになったこと」
です。

評定5を取るにはどうする?
苦手科目で落とさないためには?
提出物はいつ出す?
検定試験はどの級を受ける?
そんなことを、自分なりに考えるようになりました。

そして高校生になってからは、お金の管理も少しずつ本人へ。

成績だけでなく、
「自分で考えて、自分でやりくりする練習」
にもなった気がしています。

高校生の時は、
「もっと勉強しなさい」
「早く帰ってきなさい」
と言いたくなることもたくさんありました。

でも今振り返ると、
親が口を出せる期間なんて、本当にあっという間でした。

少しずつ親離れ。
そしてこちらも子離れ。

気がつけば一人暮らしを始めて、大学生活を楽しんでいます。

うれしいような。
ちょっと寂しいような。
……親って、そんなものなのかもしれません。

わが家の成績買取制度は、今も継続中です。
検定試験の買取も、今後も続ける予定。

漢検CBTも便利だったので、こちらもまた使うと思います。

次は、検定試験や定期テスト対策で実際にどんなことをしていたのかも、
また書いてみようと思います。

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