子どもの大学進学に向けて、わが家がどんなふうに教育費を準備してきたのか、リアルな実例をゆるっとまとめました。
はじめに
こんにちは。今回は、この春大学に進学した子どもの教育費をどのように準備してきたかを、我が家の実例をもとにお話しします。
子どもが小さい頃は「大学資金は500万円あれば足りる」と言われていた気がします。でも実際に準備してみると、かかった金額も方法も、思っていた以上に多様で…。振り返ると「これは下の子たちのためにも記録しておこう」と思った内容がたくさんありました。
子どもたちの教育費計画
- 高校までの教育費は生活費からやりくりしたい
- 大学の学費は500万円を目標に計画的に準備したい
- 大学の仕送り分は別途、生活費や貯金から支出
という前提でした。
大学資金500万円準備計画
- 学資保険:300万円
- 積立貯金:200万円
実際にどう準備した?
1. 学資保険(かんぽ生命 17歳満期)
- 出産直後に加入
- 毎月15,000円相当を年払いで支払い
- 契約者に万一があっても保障あり
- 途中解約しづらく、手をつけにくいのがメリットでもありデメリットでもある
- 所得控除の対象で税制優遇あり
- ただし、運用利率は非常に低い
2. 積立貯金(毎月5,000円 × 17年)=約102万円
- 郵便局の口座にコツコツ積立
- 元本割れの心配がなく、安心感あり
- ただし、インフレや教育費の上昇には追いつかず、増やす力は弱い
3. 投資信託&株(元本102万円)
- 貯金が貯まった時点で個別株やETF、投資信託(オルカン)へ分散投資
- リスクもあるけど成長の余地あり
4. ご祝儀・お年玉など
- お祝い金・お年玉・祖父母からのお小遣いは全額貯金
- 長期間積み上げると、まとまった金額になりそう
最終的にどうなった?
我が家の教育費リアル数字
結果として、目標だった「500万円」は無事クリアし、
合計:7,860,182円になりました!
内訳はこちら:
- 学資保険:3,122,599円(契約者配当金含む)
→ 運用利率は年0.24%・・・で、でも着実に積み上がった安心感はあります - 積立貯金:102万円
→ 毎月5,000円をコツコツと継続 - 証券口座:2,940,404円
→ タイミング良く投資信託や株などを購入。実質年利11.5%のパフォーマンス - ご祝儀・お年玉など:777,179円
→ 長年貯めたら大きな金額に。進学準備にも大いに役立ちました。
ちなみに…全額オルカン積立だけだったら?
もし毎月25,000円をオールカントリー(全世界株)に投資信託として17年積立していたら…
- 積立総額:約510万円
- 評価額:約954万円(年利7%想定)
※実際に年利7%で運用でき、17歳以降も運用を続けながら少しずつ引き出すと仮定すれば、
トータル1,000万円を超える可能性もあります。
振り返って思うこと
大学費用は500万円じゃ足りない?
大学納入金だけみても、昔は「500万円あれば大丈夫」でも、今は違います。
医歯薬学部は別としても、最近は理系や医療系(看護や放射線など)でも4年で800万程度かかる私大も。
文部科学省のデータでも…
・私立理系の年間学費:約150万円 → 4年間で約600万円
その他には、パソコン、大学生協、iPad、教科書、電動自転車、自動車教習所、私服に・・・
「情報収集と見積もりの見直し」が大事だったと痛感しています。
「大学入学前のお金」はどこから出す?
受験や進学準備には想像以上にお金がかかります。
(後日別ブログにまとめますのでぜひ見てみてください!)
わが家は前もって多めに準備できたことで、受験の選択肢を拡げられたり心の余裕につながりました。
個別株の落とし穴
- 優待株に手を出したものの、優待がありがたすぎて売る気になれず結局は使えない資産に・・・
- 愛着がわいてしまい手放せないのが個別株の特徴
- 途中で投資信託に切り替えたものの、「もっと早く切り替えていれば…」と後悔もありました
周りからよく聞かれる質問(我が家の実例から)
Q. 学資保険に入っている?
上の子たちのときは学資保険一択でした。確実に貯まりましたし、助かりました。
でも、下の子たちは入っていません。
少しずつお金の勉強をした今は、別の方法の方が効率的だと感じています。
下の子たちは、それぞれ毎月25,000円ずつ、オルカンに積立中です。
Q. いつから始めたらいい?
とにかく早く! が理想
複利は時間が味方。小さいうちに始めるのがいちばんのカギです。
Q. 最初に始めるなら何がいい?
まずはSBI証券か楽天証券あたりに口座開設をして、今なら親名義の「つみたてNISA」がおすすめ。
(こどもNISA案の話もでていますね。早く導入されないかな)
ちなみに我が家は、家族全員SBI証券で口座開設済みです。
おわりに
「どの方法が正解」ではなく、「わが家に合っていた方法」を見つけることが大切。
これからも子どもたちの進学に備えて、ゆるっと続けていこうと思っています。
まとめ|やってよかったこと、そして今は…
- 学資保険+積立+投資信託の組み合わせで最終的に786万円超を確保
- 投資初心者でも、証券口座を活用した資産形成は可能!
- 今は子ども全員分、SBI証券で運用中
証券口座はどこで開設した?|SBI証券です
なぜSBI証券を選んだの?
じつはSBI証券を選んだのは、子どもが生まれる前。
職場の投資に詳しい方のすすめがきっかけでした。
- 取扱商品が多い
- 手数料が安い
- スマホでも操作しやすい
初心者でも安心して使える証券会社だと思っています。
▶ SBI証券の公式サイトはこちら
※アフィリエイトリンクではありません。ご参考までにどうぞ
さいごにひとこと
この記事は、わが家の体験談をもとにまとめたものです。
投資やお金のことは、それぞれのご家庭に合った方法がいちばん。
気になったことがあれば、じっくり調べて、ご自身の判断で進めてみてくださいね。
※この記事は、あくまで我が家の実体験と個人的な考えに基づいた内容です。投資を勧めるものではなく、最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。
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